« 文字だけ(*´艸`*) | 大分、日が空いたが現状報告!?? »
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Posted on Monday, Sep 07, 2009 01:19
コーラルの砂漠。
雨は止んだ様だった。
上を向き星に手を翳す。
『観えなくなるんだ』
想い帰した。過去にあった出来事。
それは、『世界にたった一人』
自分だけしか居ない世界。
空を視た。
真っ白で無い記憶、解らない景色。
そこで眠る彼女を見た時それを思い出した。
そして自分はこうも言った『笑っていられる世界を探しに来た』
自分が誰かも解らない。
僕でも俺でも無い、から自分なんだ。
記憶が無い。無かったのだと。
喋れなかったのだと。涙すら湧かなかったのだと、今なら分かる。
『人形だった…』
『五年か…えらく長い時間この土地を踏んでるんだな』
あの子には嘘を言った?
『いや、違う。タダの恩返し』
星を視た。
あの人から教わったこと、とある女性を想い出す。
『人を笑顔にすることッ♪』
その女性が最期に言った『言葉』。
雨の打たれる少女を観た時その一言が脳裏を過った・・・。
五年前‐‐‐‐‐
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
想い付く事が無かった。思いつく事も無かった。
思考と言う物が欠けた欠陥品の様だった。。。
雨に眼を向けた少年に声を掛けて来る女性が居た。
『キミは人だから』
どちらも酷く汚れ、雨の中女性は言い放つ。
『?』
抱きしめられた。つよく、強く。
何も感じさせない。そんな瞳をする少年は頭を傾げる。
そして少年は夜空に手の平を翳す。
月が在った。
それすらも映らないほどに。
ただ眼の前は赤かった。月も、手も世界も赤く染まっている。
そんな中もう一言紡ぎ出された。
『貴方は「空、高く翔る翼」』
狐の女性は頭上撫でこう言った。
『高翔』
ただ眼を丸くした。
世界が変わる気がした。名前。
自分は何か口に出そうとした。その名前を。
『ko_\u_su+.…?』
何故だか解らないけど嬉しかった事を憶えてる。
はしゃいだ記憶も今に繋がっている。
本来の記憶は戻っていないけれど、今の『自分』はここに居る。
言葉も、闘う術も、この銃も『春歌』さんに教えられ。。。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐
『そして現在に至る、か』
目的?
何が在るでもない。ただ「ありがとう」と伝えたかった。
突然居なくなったけど、たった一人の「家族」だったから。
少なくとも自分にとっては・・・。
『出逢えるよな……』
ふと、内に入れているナイフが眼に入った。
目が醒めた時、何故か手元に握られていたのは「こいつ」だった。
『その時、何かが遭った………何故、春歌さんがあの場所に居たのか…?』
今でこそ銃に手馴れして来てるが、「コイツ」の馴染み方は他とは違う。
それだけは判る。
何かが起きた、あの時に、あの中で、あの場所で。
『いや、今はこの事はいい。今、この状況を何とかする』
その刹那。
真夜中の海岸に銃声が響き渡る。
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そしてこれが絵。色塗らず残っていたので~
ちなみに近所で、親戚に背景のことを教えて笑ってましたw
そこですもん☆
おやすみん(ノ)ω(ヾ)
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